
ワールドブリッジクラブ
-ビジネスを通して社会問題解決の支援-

蓮ストール特集ページ
憧れの、特別な「蓮」を
いつでもその手に
泥水の中で生まれ、空に向かって凛と茎をのばす蓮。
そんな蓮から生まれた蓮糸を紡いで作るストールは軽くて暖か。
遠く水の上で暮らす作り手の想いも一緒に織り込んだ
憧れの、特別な「蓮のストール」をいつでもその手に。
私たちはなぜこんなにも「蓮」に魅了されるのだろう?
「蓮」は泥水の中で生まれ、空に向かって真っすぐ茎を伸ばし、葉をつけ、花を咲かせます。そんな姿から仏教では神聖な植物とされ、数千年にわたって人々の心を捉えてきました。
ここで、私たちはなぜ「蓮」に魅了されるのか、その魅力を改めて見てみましょう。

神秘の糸 蓮糸
私たちの心をとらえて離さない「蓮」、その魅力はわかりました。
では、そんな蓮から糸が採れることは知っていましたか?

蓮糸の作り方
まずは繊維を蓮の中から取り出すために、蓮の茎を折るところから始まります。
中から出てきた繊維の一本一本は蜘蛛の巣のようにとても細く、そのままでは織物に使用することができないため、それを板の上で丁寧に手でこねる様に撚ります。
途中で乾燥してしまうと繊維の粘りがなくなり、繊維が纏まらなくなるので、水で濡らしながら束にしていきます。
蓮糸の特徴
蓮糸は、絹のような暖かさと麻のような清涼感を合わせもつ不思議な素材だと言われています。
寒い時には優れた保温性を、湿度の高いムシムシとした環境の中では湿気を吸い取ってくれます。
触ると少しだけカサカサとした質感をしていますが、麻ほど堅くはなく、織物にして使用していくと非常に柔らかく馴染んでいく素材です。


蓮糸を使った商品の特徴
蓮糸を織って作った製品は、身に付けるものならば冬は暖かく夏は涼しく快適に過ごせる優れものです。
気温の変化に対応してくれる素材なので、一枚あればほぼ一年中使うことができ、気温の変化に負けず快適に過ごすことができます。
重量も少なく持ち運びに便利で、軽やかであることも蓮糸を使った製品の特徴です。
もっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ

蓮糸のストールは湖の上で作られる。
蓮糸のストールに使われている蓮糸は、ミャンマーのインレー湖というところで採られています。
インレー湖では今なお水上で生活を続ける民族がおり、蓮糸のストールはそんな人たちの貴重な収入源となっています。
それでは、どんな場所でストールが作られているのか、詳しく見てみましょう。



工房の様子と実際にどうやって作られているのか見てみましょう。
水の上の工房の名前は
『AUNG SAKKYAR Lotus Robe』
といいます

AUNG SAKKYAR Lotus Robe
ミャンマーでは90年ほど前から高名な和尚様に蓮糸で作られた袈裟が献上されてきました。しかしその風習も徐々に廃れていってしまいます。
その状況を憂いたウートウンイー、ドーオンチーさん家族が、蓮糸の織物の文化を守るために2005年『AUNG SAKKYAR Lotus Robe』を創設しました。
ワールドブリッジクラブでは彼ら彼女らと協力し、手に取りやすく日常使いができる蓮とシルクのストールを作り、彼ら彼女らの生活と文化の支援をしています。
泥水の中で生まれ、空に向かって凛と茎をのばす蓮。
そんな蓮から生まれた糸で作る、軽くて暖かなストール。
遠く水の上で暮らすに人たちによって紡がれた
憧れの、特別な「蓮のストール」をいつでもその手に
できる喜びを感じてみてください。
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