蓮糸のストールができるまで


『蓮とシルクのストール』

はじめてワールドブリッジクラブとしてオリジナルの商品となる蓮糸のストールなんですが、そのきっかけと実際に商品ができあがるまでの振り返りを。

ミャンマーとインレー湖

政治的な外部への開放もあり、これからの経済発展が期待できる国としても注目を集めているミャンマー。

そんなミャンマーへ行くことになったきっかけは、ミャンマーの友達と話していた時にその友達が休みが取れるかも、と言ったこと。それじゃあ行ってみようかなと。

2016年12月に初めて訪れたミャンマー。ほぼ友達について行っただけですが、その時に訪れたのがインレー湖。

インレー湖はヤンゴンから飛行機で約1時間ところにあるヘホから更に車で1時間ほどの場所にある湖で、東京都の江東区より少し大きい43.5㎢くらいの大きさの湖です。

インレー湖では昔ながらの水上生活を営む人が大勢暮らしており、その珍しさから観光地にもなっています。

工房も水上にあります。

蓮糸との出会い

ミャンマーも他のアジア諸国と同じように織物が発展しており、市場にいくと様々な柄の生地に出会うことができます。

インレー湖でも織物は一つの産業となっているんですが、その中の一つの工房を訪れた時に蓮糸と出会いました。

その工房を訪れた時、蓮の茎を折って繊維を見せていただき、その繊維から糸を作ると教えてもらったときは不思議なものがあるんだなーという感想しかなかったんですが、その後話を聞くととても希少な繊維であることがわかりました。

ただ、そこにあった蓮糸の製品を見た感想はとても素朴だなというものでした。そして値段がとても高かったのでなかなか簡単に手が出せるものじゃないなと。

蓮糸を使った製品を作ろう

蓮糸は希少で値段が高い。でもとても質が良いという話を聞いていたので、日本に帰ってからなんとなく調べてみました。

その結果、蓮の繊維は他にはない独特な性質があるとわかりました。

それは繊維がらせん状になっているということ。

らせん状の繊維の間に空気を含むことができ、その空気の層が断熱材の役目を果たします。

その結果、麻の持つ清涼感のある爽やかな質感と絹の持つ暖かさが合わさった特別な繊維になるということでした。

(蓮の繊維の持つ性質は科学技術への応用も研究されているくらい特別な性質らしいです。)

蓮糸は希少で確かに値段も高いですが、それ以上に素晴らしい素材だとわかりました。

これは是非とも商品化してみたい。

こうして蓮糸を使った製品を作ることになりました。

どのような製品を作る?

蓮糸を使った製品を作るのを決めた時に考えたポイントが二つあります。

一つはデザイン。もう一つは値段です。

ポイント① デザイン

蓮糸は植物性の繊維であり、麻と同じような質感を持っています。

いい言い方をすれば非常に素朴。ですがもう少し若い人が日常でも使いやすいようなデザインにしたいと考えました。

ポイント② 値段

もし蓮糸だけで大判のストールを作ろうとしたら、値段はおそらく10万円以近くになってしまうと思います。いくら質のいいものだとしても、手に取るのは躊躇してしまう値段です。高いけど自分へのプレゼントとして購入できる。そのようなイメージの値段にする必要がありました。

実際に決める前にまずは繊維について勉強しようと思い、いくつか本を買って勉強しました。その結果見えてきた方向性がありました。

シルクと合わせる

色々と検討した結果、シルクと合わせることに決めました。

シルクは繊維の中でも特に発色性があり、色鮮やかに染まるという特徴があります。

蓮糸の落ち着いた質感と、シルクの鮮やかさが合わさることで、明るい、しかし派手すぎないデザインのストールができるんじゃないかと考えました。

更にシルクは蓮糸ほど高くないので、合わせことでストールの値段を下げることができます。

シルクを染めるのにも蓮を使うことを考えました。

蓮はその部位によって黄色、緑色、ピンク色の染料を採りだすことができます。

今回は茎から採れる黄色の染料を使いシルクを染め上げました。

このようにしてストール全体から蓮を感じられる、蓮とシルクのストールは完成しました。

蓮とシルクのストール

完成した蓮とシルクのストールを実際に手に取ってみた感想は、軽いというものでした。

軽くてサラッとしているのに暖かい。そんな不思議な魅力を持ったストールです。

ぜひ手に取ってもらえたら光栄です。

もう少し詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

#ソーシャルプロダクツ #ミャンマー #エシカル

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