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台北市がフェアトレードタウンに認定。現在の様子と日本のフェアトレードタウン

2017年12月、台湾の台北市がフェアトレードタウンに認定されました。中華圏で初の認定とのことです。

同年の5月には、同性婚が認められていないのは憲法違反であるとの判断も下されており、なんだか進んでいるなーとの印象。

フェアトレードタウンに認定されたということで、現状はどうなっているのか、見てきました。

フェアトレードについてはこちらを参照

目次

 

中華圏初のフェアトレードタウン、台北市の現状

まずはインターネットで調べてみるといくつかショップを発見。

今回はこちらのお店に行ってみました。

繭裏子

淡水線(レッドライン)の東門駅から歩いてすぐ。外観はオシャレな雑貨屋さんといった感じです。

商品説明は英語か中国語で日本語は無かったのでなんとなくしかわかりませんでしたが、さまざまな国のフェアトレード商品がありました。

この商品を眺めていると、店員さんが英語で説明してくれました。

海に流れるゴミから作られた人形だそうです。

フェアトレードの商品は、伝統的なデザインを取り入れることが多かったりするので、他にはない独特な魅力を持った商品が多くあります。

台湾ではお土産として台湾花布が人気ですが、これも台湾の伝統的なデザインです。

また台湾には中国本土から移住してきた漢民族の他に、多数の少数民族が住んでいます。現在、少数民族出身の有名人がその出自を表明したり、彼ら彼女らの待遇改善の運動も盛んになっているようです。

台中にあるテーマパークの中にある、少数民族の様子がわかる場所

 

日本での現状

2017年現在日本にあるフェアトレードタウンは熊本市・名古屋市・逗子市。

他のも札幌市・宇都宮市がフェアトレード運動を活発に行っているようです。

 

終わりに

もともとフェアトレードはヨーロッパ地方で始まった運動ですが、ミレニアム世代を中心に、世界的にこのような動きは広がってきているという印象です。

フェアトレードタウンに認定されることもただのマインドセットで特にそれによって何かが変わるわけではありません。しかし人々がフェアトレードについて気付くきっかけになります。

旅行先として大人気の台湾、台北。美味しいものを食べたついでに、そういえば台北って何とかタウンになってたよね?それって何だっけ??

そんなことをきっかけにフェアトレードが広まっていくといいなと思います。

※ミレニアム世代

2000年代に成人あるいは社会人になる世代で1980年代から2000年代初頭までに生まれた人を指すことが多い。モノよりも経験や体験などのコト、そして共感を重視する意識が強いと言われています。

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