

それって本当に要らないもの?ごみの概念を変える「アップサイクル」という手法
いまや生産者も消費者も共にサスティナブルな態度が求められる時代。ここ数年で使い捨てはできるだけやめて、マイボトルとエコバッグが必需品になったという方も多いと思います。廃棄に対する問題意識は高まり、ごみの分別やリサイクルは常識になってきたものの、ものを選ぶ基準が変わったかというとどうでしょうか?今回は、循環型社会を目指す上でも重要なキーワードでもある「アップサイクル」に注目します。 目次 アップサイクルとは リユース・リサイクルとの違いとは? アップサイクルの歴史 覚えておきたいアップサイクル商品 アップサイクルブランド【Bago】 アップサイクルとは アップサイクルとは、通常は捨てられてしまう不用品に手を加えることで、新たな価値あるものへと生まれ変わらせる取り組みのこと。もとの素材や形状を生かしつつ、さらに良い製品へとアップグレードさせるのが目的で、その分、企画力やデザイン性が求められます。原料に戻すプロセスを踏まないので、コストやエネルギーが抑えられ、環境に優しい仕組みであるところも特徴。また、昨今、もののライフサイクルを考えることは世界的に重