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蓮が神秘的なのは蓮根(レンコン)と関係がある?実は蓮根は美肌食材!



神秘的な蓮の花が綺麗に咲くには、水の中にある「蓮根(レンコン)」が大きな役割を果たしているという事をご存知でしょうか?

今回は少し趣向を変えて、蓮根農家さんにお聞きした、食物としての蓮の魅力について紹介していきます。


目次

 

蓮の軸や葉を見ると蓮根の状態がわかる


蓮の花の下…泥の中で成長する蓮根の成長の確認方法が、軸の太さや葉の多さだと蓮根農家さんから教わりました。

蓮根は蓮の花を咲かせるために泥の中の空気や栄養を運ぶための管の役割をしています。そのため蓮根を切ると断面にいくつも穴が開いています。蓮根が立派なものほど葉も多く軸も太くなるのです。


 

蓮の花のあとは…


夏が終わり秋になる頃には蓮の花びらが落ち、中央に緑の塊が残ります。これは蓮の実というものです。香港などでは実をすり潰し月餅の材料として使用されています。

実も軸も茶色くなり枯れた9月ごろになると蓮根の収穫がスタートします。収穫方法は、水圧をかけながら蓮根の周りの泥を取りながら収穫する「みずかけ」と、畑の水を全て抜き土が乾いてから収穫する2つの方法があります。収穫は春先まで行うそうです。

蓮根は土の中にある状態では腐らないため、収穫しないで出荷量を調整しながら収穫していくそうです。


 

蓮根の栄養素は女性には欠かせないものばかり


蓮根は煮物などで食するときに糸を引きます。この糸の正体は「ムチン」という不溶性植物繊維です。ムチンを多く含む食物を摂取すると便秘予防ができます。

また、美肌に必要な栄養素ビタミンCやポリフェノールを多く含むのが蓮根です。


 

おすすめの蓮根の食べ方は?


蓮根の味はあっさりしていてどんな食材と合わせても美味しくいただけるのがうれしいですね。蓮根は皮や節に最も栄養があります。意外ですが蓮根は生でも食べられます。熱を加える事で栄養素も減ってしまうので、すりおろした蓮根をできあがった味噌汁に適量入れ混ぜる(余熱で調理)のがおすすめです。


 

泥付きで買ってそのまま保存するのがおすすめ


蓮根は土の中にある間は腐る事がありません。ですから土付きの方が良いんです。

また乾燥に弱い蓮根は切り口の面積が少ないものがおすすめになります。

2,3日の間に完食できるのであれば泥付きのまま塗らした新聞紙かペーパータオルに包み冷暗所に置いておくのがいいです。

それ以上保存したい場合は、泥を落としスライスしたり、すりおろしたりし、ジプロックで密閉し冷凍保存するのがおすすめです。


 

まとめ


いかがでしたか。

今回はいつもと少し趣向を変えて、食物としての蓮に注目してみました。


神秘的で美しい蓮の花の下にできる蓮根を食することで、私たちも美しくなることができます。蓮根は冬野菜です。乾燥しやすい季節だからこそ、蓮根を多く摂り美肌効果も上げたいですね。



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