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ワールドブリッジクラブのパートナーである『Bamboo company』について

今回は、私たちワールドブリッジクラブ(以下WBC)のパートナーである、竹素材のタンブラーやランチボックス、歯ブラシなどのサステナブルな商品を作っているBamboo companyの紹介をします。


目次

 

Bamboo companyとは



Bamboo Companyは、【Bamboo-竹】を使って環境汚染と貧困問題の解決を目指す、フィリピンの社会企業で、竹で作った環境にやさしい商品を製造・販売しています。

プラスチックの代わりに竹を使って商品をつくることにより、プラスチックの削減に貢献し、二酸化炭素の排出も抑えることができます。また商品の販売は生産パートナーの生計の向上にも繋がっています。商品の売り上げの一部を海洋資源を保護する組織の支援にも使っており、アジア屈指の美しさを誇るフィリピンの海も守っています。


 

Bamboo companyの商品


こちらがBamboo Companyが作った商品になります。

(画像をクリックするとワールドブリッジクラブのECサイトに移動します。)

 

Bamboo companyのストーリー


Bamboo Companyはなぜ生まれたのか、こちらがそのストーリーです。

(Bamboo Companyのホームページに載っているビジョンをWBCで翻訳したものです。)


『目を閉じて想像してみてください。 あなたは小舟に乗っていて、まばゆい太陽の光と心地よい潮風を感じながら、小さな島を目指しています。 指を海に入れて波を確認していると、突然仲間があなたを呼び、遠くの何かを指さしました。何か黒い影がこっちに向かって移動してきているようです。高鳴る鼓動を感じながら見つめていると、それはイルカの群れであることがわかりました。小舟に近づいてきて、まるであなたたちを歓迎しているようです。あなたはあまりの美しさにうっとりと見とれてしまう一方で、締め付けられるような不安感にも襲われます。 この美しすぎる光景は、もう現実のものではないからです。


かつてのミンダナオ地方の島々では日常的な光景でした。 しかし今では、イルカは島の近くに寄り付かなくなってしまい、かつての思い出話でしかありません。もう二度と見ることのできない光景かもしれません。現在の海の状況を見れば、その理由が分かるでしょう。


現在、私たちの地球は危機的な状態にあります。 フィリピンだけでも、毎年800万トンのプラスチックが海に投棄されており、森林は毎年約7,000ヘクタール(マカティ市の約3倍の広さ)失われています。また、 海面上昇により2030年までにフィリピンの島の大部分が海に沈むと言われています。フィリピンでは、約2200万人の人が貧困に苦しんでいます。


これらの問題に対して、持続可能で成長性のある解決策はないか―私たち選んだのは”竹”でした。竹は大気中の二酸化炭素を吸収してくれ、地元住民の生活を支えてくれます。


私たち”The Bamboo Company”は、フィリピンの美しい風景を取り戻し、後世に語り継ぐために生まれた、環境問題に取り組むスタートアップ企業です。美しいフィリピンを守るため、プラスチックごみを削減し、サステナブルなライフスタイルを提供する活動を行っています。 汚染水やプラスチックごみによって海洋生物が危険にさらされることなく地元住民と共存していくこと、それがThe Bamboo Companyのビジョンです。


これが私たちThe Bamboo Companyのストーリーです。

さあ、あなたも私たちと一緒に、サステナブルなストーリーを始めましょう!』

(Bamboo companyのホームページより)


 

Bamboo companyが

社会に与えた影響


こちらがBamboo companyが、2020年の1年間で社会に与えた影響です。

(Bamboo company 2020 IMPACT reportより)


・158,000kgのプラスチックを削減

・230,000本の植林

・二酸化炭素排出量を約1,500,000kg削減

・パートナ―の生産者コミュニティに、

 1,000,000ペソ(日本円で約2,200,000円)の経済的価値をもたらす


パートナーである生産コミュニティ
 

終わりに


今回は、竹素材のタンブラーやランチボックス、歯ブラシなどのサステナブルな商品を作っているBamboo companyの紹介をしました。これらの商品はサステナブルなだけではなく、可愛くてデザインが素敵なのも魅力です。


WBCがBamboo companyのパートナーになりたいと思った理由の一つに、Bamboo companyが地域社会に雇用を生み出しているということがあります。

様々な場所に雇用を生み出せること、それが環境に関わらず誰もが自立して生きられる世界、様々なバックグランドを持つ多様な人たちが、それぞれの強みを生かして生きられる世界に繋がっていくと考えています。


WBCはこれからも、Bamboo companyなどのパートナー企業、生産者の方々、そしてこの記事を読んでくださっている皆さんと一緒に、『生まれた環境に関わらず誰もが自立して生きられる世界』を目指して活動していきたいと思います。





WBCでは私たちと一緒に活動してくれる仲間を募集しています。

でもどんな事をすればいいのかわからない、そんな方はぜひこちらをご覧ください。



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