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エシカルな消費 | その服はどこから来たの?


エシカルな消費 | その服はどこから来たの?

今着ている服はどんなところで、どんな人によって作られたものか知っていますか?

私たちが普段着ている服がどのようにして作られているか、その背景に目を向けようという運動があります。それがファッション・レボリューション・ウィークです。

2014年から始まって2017年で4回目。2017年は4/24から4/30がファッション・レボリューション・ウィークになります。

今年のテーマは「MONEY,FASHION,POWER(お金、ファッション、パワー)」。私たち消費者の手に服が届くまでにどのような圧力があり、どのようにお金が流れていくのか考えていきます。

 

ファッション・レボリューション・ウィークのきっかけ

2013年4月24日、バングラディッシュの首都ダッカにある衣料品工場のラナ・プラザ

で1100人以上が犠牲となる崩壊事故が起きました。その後の調査でこの工場の劣悪な労働環境やずさんな安全管理が明らかになりましたが、ヨーロッパの大手ファッションメーカーが多数入っていたことから、ファッション産業の在り方について問い直す動きが出てきました。

そして1年後の2014年4月24日から始まった国際的な運動がファッション・レボリューション・デーです。2016年から期間を延長しデーからウィークに変わり、2017年も引き続きファッション・レボリューション・ウィークとして私たちの服が作られる背景を考えようというキャンペーンを続けています。

 

私たちも参加しよう

私たちが実際にできるキャンペーンとして、「#whomademyclothes?」(私の服は誰が作ったの?)キャンペーンがあります。

自分の持っている服に付いているタグを撮影、または裏返してタグが見えるように着用して撮影し、Instagram、FacebookやTwitter等のSNSに「#whomademyclothes?」というハッシュタグを付けて投稿します。その時にブランド名もタグ付け「@ブランド名」して、企業に問いかけしましょう。

年々このファッションレボリューションに参加する企業も増えてきており、このような問いかけに対し、服がどのようにして作られたかその背景を紹介してくれます。

 

終わりに

現在私たちの周りには驚くほど安くて質の良い服などが溢れています。私たち消費者の期待に応えようとした企業の努力の賜物ですが、その結果私たちの知らないところで犠牲になった人がいることも事実です。

一度立ち止まって私たちが身に付けているものがどこから来たのか、どのようにして作られているのか考えてみるのもいいかもしれませんね。

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